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2017.07.20
収納は奥行きが肝心
間取りを決める時、各部屋にたっぷりの収納スペースを確保できると安心します。
でも、そこに何を収納するか決めず、間口や容積に気を取られていると、
使い勝手の悪い収納スペースが完成してしまいます。
間口に気を取られがちなんです。。。愛知県名古屋市で地元地域密着とお客様とオンリーワンの
自然素材の家づくりを目指す、サイトウホームスタッフの
近藤です。収納したいものの奥行きを測ってみましょう
例えば玄関のクローゼット。
一般的な奥行きは60センチほどですが、恰幅の良い家族がいるなら、
それ以上の奥行きがないと対応できませんよね。逆に、文庫本しか置く予定がないのに、雑誌が置けるほどの奥行きがある本棚を設けても、
手前の余った空間にホコリが溜まって掃除の手間が増えます。悩んだことのない人は一般的な提言しかできません
仕事優先で家事をする機会が少ない人には
掃除や片付けの悩みはわかりません。
そのため、たとえ設計士などの資格を持つ人でも収納スペースについて
一般的な提言しかできないことがあります。良いアドバイスをもらうために、「来客用の布団が客間の押し入れに入りきらない」
「夫の靴が大きくて、アパートの靴箱だと扉が閉まらない」
「調理器具を収納する場所が足りない」など、今の収納に対する悩みを
場所別に書き出してみましょう。収納スペースが生活に対応できていないと、
先々のストレスの原因になります。
次の休日は、メジャー片手に家の中を調べてみませんか?活用できないこともあります。屋根裏や階段下、床下などのデッドスペースは、
利用頻度の少ないものを収納するのに最適な空間です。
しかし、重いものを収納するなら補強が必要な場合があります。
また、断熱や換気の能力を確保するために、収納空間として利用できない場合もあります。どこに何をどれくらい収納したいのか、
明確にしておきたいですね。