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2017.01.20
耐震が、こだわりを邪魔する?
以前、耐震等級についてお話ししました。
耐震性が優れた住宅は地震によるダメージを受けにくい半面、揺れの影響が室内に伝わりやすいので、家具の配置や固定など、
安全面の配慮が欠かせないんでしたよね。こだわりを邪魔する耐震?
愛知県名古屋市で地元地域密着とお客様とオンリーワンの
自然素材の家づくりを目指す、サイトウホームスタッフの
近藤です。もしかしたら、
あなたの『家づくりに対するこだわり』を
邪魔してしまうかもしれません。それなら、『免震』という方法があります。
免震とは、地盤と建物を免震装置によって切り離し、
地震の揺れを建物に直接伝えない方法です。在来構造と比べると、地震による建物にかかる水平力を、
5分の1から3分の1にまで低減することができます。一方、免震住宅には
・台風などの強風の際、2階以上の上階が揺れることがある
・設置費用が高額である(数百万円)
・地下室を設置できない
・ビルトインガレージを設置できない
・軟弱地盤や液状化のおそれがある地盤には設置できない
・木造3階建て、建物高さ13m以下、軒下9m以下に限られるといった弱点もあります。
免震より費用を抑えて
室内の安全性をある程度高める方法があります。それは『制震』です。
家具の揺れはありますが、転倒防止金具を利用することで、
耐震住宅より被害を減らすことができます。いずれにしても、
まずは安全な土地を厳選することが大前提です。
そして、予算の中で創意工夫して
こだわりや安全性を追求しましょう。以前もお話ししましたが、一つの性能を追求し過ぎると、
ほかの性能が劣ったり、暮らしにくくなる場合があります。
そこは気を付けたいですね。サイトウホームは無垢材や自然素材にこだわり
住まう人と共に呼吸する家づくりを提案しています。