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2017.01.15
耐震等級について
天気は予報で情報が入るのである程度の準備はできますね。
しかし、地震となるとそういう訳にはいきません。
でも、家庭内で今のうちできる対策はしたいものです。愛知県名古屋市で地元地域密着とお客様とオンリーワンの
自然素材の家づくりを目指す、サイトウホームスタッフの
近藤です。あなたは『耐震等級』をご存知ですか?
耐震等級は、地震に対する構造躯体の倒壊、
崩壊等のしにくさを表すものです。等級は1から3まであり、最も低い『等級1』は
数百年に一度発生する地震の地震力に対して倒壊、崩壊せず、
数十年に一度発生する地震の地震力に対して損傷しない程度を示します。等級2は、等級1で耐えられる地震力の1.25倍の地震に対抗できる性能、
等級3は、等級1で耐えられる地震力の1.5倍の地震に対抗できる性能を示します。ちなみに、『数百年に一度』の震度は地域によって異なります。
関東大震災時の東京や阪神淡路大震災時の神戸ほどの揺れが目安とされています。
建築基準法では等級1の性能を求めていますが、同業他社との競合に勝ち抜くには不十分。
ということで、
等級2~3を標準レベルとする業者も数多く存在します。
さて、ここで考えておきたいことがあります。確かに、等級が高くなるほど
建物自体が倒壊したり、損傷する可能性は低くなります。しかしそれは、地震による揺れが、
そのまま家の中に伝わるという事でもあります。
上階に行くほど、地震による影響は大きくなります。今からできる安全対策
ということは…。安全対策無しで設置した
冷蔵庫や本棚、テレビなどの動きを想像するとゾッとしますね。もし、自宅に子供しかいなかったら?
もし、就寝中だったら?地震に強い家づくりを目指すなら、
家具の固定方法や収納スペースの配置など、安心して暮らせる部屋づくりのことも検討したいです。
サイトウホームは無垢材や自然素材にこだわり
住まう人と共に呼吸する家づくりを提案しています。