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2016.07.11
名古屋で自然素材の家づくりを! 布クロス編
僕が愛知県の豊田市で大工修行をしていた頃の家づくりはもろ、
自然素材の家づくりでクロスは一切使わず、無垢板か漆喰でした。今思えば、電動工具のコンプレッサーを仕様せず、(丸ノコは使用してました)
釘やビスは全て手打ちでした。現場監督になり電動工具を知り
まるで僕は「ブッシュマン」のようでした。ビニールクロスの家
愛知県名古屋市で地元地域密着とお客様とオンリーワンの
自然素材の家づくりを目指す、サイトウホーム代表の斎藤浩司です。そこで目にした家づくりは、新建材とビニールクロスの家づくり。
大工時代とは全くの間逆の家づくりでした。「ブッシュマンの僕」は、その家づくりが「今の普通の家づくりだ」
と言われたり周囲の人たちには、「本物の家づくり」をあまり歓迎されて
いなかったかもしれません。不思議に思うコトを質問すると全て「今の普通の家づくり」と言い切られてしまう。仕方なしにというか、「僕が時代遅れでした」という
認識を持つようにしないとその会社では、通用しない。新建材とビニールクロスの家づくりに馴染めるように覚えるコトを必死で学びました。
今は名古屋で自然素材の家づくりを!しているけど当時は、現場で
布クロスに出会うコトはありませんでした。ビニールクロスじゃない
ある年の正月、新年のご挨拶をしに社長の家に行くと無垢のフローリングと
漆喰でした。ここまでは大工時代に見た家づくりに似ていると感じましたが、初めてみたのは「布クロス」でした
「この、クロス違いますね」と聞くと社長は自慢げに布クロスと教えてくれました。
仕事の家づくりと自宅の家づくりの違いに何とも言えない感触を受けたのは今も忘れないけど、大工時代の本物の家づくりを社長が知っていたのが
少し嬉しかった。まだ、若かった僕は、心のどこかでいつも「素人社長」
と馬鹿にしていたのがあったから。(ごめんなさい)今、僕が
名古屋で自然素材の家づくりをして布クロスを仕様としているのは
皮肉にも、この社長の自宅で布クロスのコトを知ったからかもしれません。布クロスは誰でもできない
正月というコトで、お酒の入った社長は、気分良く布クロスの説明をしてくれました。
簡単に言うと、布クロスはビニールと違い繊維の布だからビニールクロスのようにジョイントを押しつぶして隙間をごまかすコトは
できない。建具や窓枠の縁にボンドコーク(内装用コーキング)をまわせない。要は、隙間をごまかせないというのです。今もその説明は間違っていないと
思うし、もっと簡単に言うと職人さんの手間暇が全然違うというのです。
勿論、クロスの材料代もビニールクロスより遥かに高くて違います。その分、腕の良い職人さんが仕上げると独特の豪華さと美しさを感じ取るコトが
でき、勿論ビニールクロスと違い調湿効果もあります。何よりもその部屋に入ると違いが分かるのです。今、僕がサイトウホームとして
名古屋で自然素材の家づくりに布クロスを選ぶのは、こういった特徴があるのと僕も自宅で使用したい。自分の自宅ならこうした素材を選ぶというのが自然素材の
家づくりなのです。まとめ
僕と布クロスの出逢いは、大工時代ではなく、現場監督となって当時
勤めていた社長の自宅でした。でも、サラリーマン時代の会社は100%布クロスの提案はしませんでした。なぜなら、手間暇がかかり過ぎるのと
単価も合わない。職人さんも慣れていないからやりたがらない。との理由。布クロスの良さに誰も
見向きもしませんでした。当時勤めていた社長の自宅は布クロスを何故?使用したのだろう?
それは、プロだから良い物を使いたいという想い、そのままです。理由は布クロスが良いからです。でも、仕事となると、デメリットの説明や
利益を追求したくなるとビニールクロスの家づくり、
つまり普通の家を作りたくなっちゃうのだと思います。今僕は自分の会社だからね。自分のしたい家づくりをしたい。
「自分が住みたい家づくりが基本です」
名古屋で自然素材の家づくりをドンドン伝えたい。
布クロスの良さをドンドン広めたい。冷静に考えてみてほしい
だって、2000万円もするお家でしょ
もしかしたら、3000万円近くする
お家かもしれないいえいえ、1000万円台のお家だって
全て高額だよ何百万もする高級車が本革シートの
本物使ってるのにどうして、1000万円を超えるお家が
ビニールクロスなの~もっと、もっと、布クロスのコト(情報)が
皆様に届きますように
プロが住みたい家づくりをします。