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2015.06.23
完成後が本当のスタートです
こんにちは! 愛知県名古屋市で自然素材にこだわり
住まう人と共に呼吸する家づくりをする
木造注文住宅専門、地域密着工務店の
サイトウホーム代表の斎藤浩司です。私の家づくりに完成と終わりはありません。
「お二人、大きくなりましたね。」
「もう、あれから7年経ちますか」当社のホームページをリニューアルする為、
OB客様宅を訪問した
「あの時、上のお兄ちゃんは
小学生になってたかな?
下の娘さんは幼稚園に通ってたかな?」今は、立派な中学2年の野球少年と、小学6年の
ハニカミお姉ちゃんに。当時は子供部屋をふた部屋分設け、扉を2つ。
要は間仕切りが無い設計でした。
子供さんの成長に伴い間仕切り工事をしました。今回の工事で思ったのは
「家づくりに終わりはないと思います。」
よく、家は
「三度建てないと思い通りの家はできない」
なんて言葉を耳にします。そんなことはない。と私は思い
「一度で思い通りの家づくりをしたい」
「何でも私に言って下さい」と真剣に考えそう思っていた。
いや、それが正しいと思っていました。今はというと真逆の考えになった訳ではありません。
ただ、根本的に家づくりに対して
もっと深く長くお客様と関わらないといけない。「そういった家づくりが地域密着・工務店の関わり方」
つまり家づくりは完成後も続くという事です。
今回のように成長にあわせその時期がきたら対応しよう。
子供さんが小さい頃は広い部屋で二人遊ばせても
目が行き届くし幼稚園の子には親として目が
離せない時期でもありますよね。つまりそんなに活用しないならこのままでいいよね。
使う時期が来たら必要性を感じるだろうし。
その時は棚板に高さから枚数、何を置くまで
細かく子供さんが応えれる訳で。私はその打合せをしていて子供さんの成長と
意見に「感動」しました。「やっぱり家づくりってこうだ!」
と思いました。家に暮らす人皆が関わるのだから
関わる人の成長や必要性に応じて考える。工場生産品の組み立てる大量生産の家づくりは
できないけど職人の手づくりで1棟、
1棟を丁寧につくり上げる。「だから年間限定となる」
「限定のお客様だから」
完成後も家族の成長を一緒に感じながら変化できる。「家づくりに終わりはない」と思う。
「完成引き渡し」は途中経過の表現に過ぎない。
そうなんですね。家づくりは完成引き渡しが本当のスタート。