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2015.06.22
配置と寸法は確認しましょう
こんにちは! 愛知県名古屋市で自然素材にこだわり
住まう人と共に呼吸する家づくりをする
木造注文住宅専門、地域密着工務店の
サイトウホーム代表の斎藤浩司です。家づくりをしているのは建物ばかりでは
ありません。ここに何を置くか考えますか。
「ここにあると通路が狭いじゃん」敷地に関わること全てが家づくりになります。
間取りも真剣に考えますよね。
屋根の形はどんな形が良いのでしょう。
外壁は何を張りましょう。何色にしようかな。床材は、壁天井は。
キッチンはじめ、設備は何がいい。ざっと、書き出してもこれはまだまだほんの一部。
完成イメージができたら次はインテリア。
カーテン、ブラインド、リビングはラインドレープにしよう。次は家具。ダイニングテーブルは、ソファは。
統一しないとな、何風家具が良いんだろう。お庭もこんなフェンスにして、エントランスは
こんなタイルがいい。
門柱はポストは、照明は。順に追ってこう考えると楽しいですね。
「ちょとまった~。」
何か忘れていませんか。
今、ざっと書き出したモノ全ての配置と寸法。外壁も選んだモノにより数センチ数ミリ単位で厚みが変わります。
外構工事のフェンスもポールもそう、大きさがあります。そこにエアコンの室外機、給湯機、
エコキュートを置くとそこまでの「サイズ確認できていますか。」
そこがもし通路としか考えていなかった
場所なら通るのも大変ですよね。もし、有意義なお庭スペースとして
お考えの場所だったら。
そこにエアコンの室外機が3台も4台も「並んだらがっくりしますよね。」
最初から計画してここが置き場として
いたらそんなことないですが。
要はそこまで把握していなかった
では、気持ちが「残念」になってしまいます。外については他に雨水や汚水マスの位置もありますね。
ここにマスがあると置きたいモノが置けなくなるとか。地域によっては浄化槽の地域もあります。
浄化槽設置位置
の確認と把握をしておくと
のちのちがっかりすることはないと思います。室内においては、室内開口部(建具)と家具が
干渉しないか。意外と多いのはカーテンの取り付く位置。
この位置とエアコン本体や電源コンセントが干渉する
ということも少なくありません。お部屋の角の隅(入隅)に窓と建具が同じく両隅にあると
窓側のカーテンやブラインドがバランスよく取付できません。各部屋のコンセントもせっかく
設けたのに干渉してここに隠れコンセントがあります。
と言っても全然嬉しくありません。完成してから気付くでは残念で仕方ないです。
だから、できるだけの完成イメージは必要ですね。でもそんなに、難しく考えなくても大丈夫です。
簡単チェックポイントをお知らせします。
1、雨水、汚水マス(浄化槽地域は浄化槽位置)を予め
図面で確認して現地でも確認する。
2、入隅に開口部があれば部屋側の実寸法を聞いておく。
3、図面の中に家具も入れてサイズ確認をする。
4、上棟後、配線工事の前に現地で確認する。でも、一番いいのは私が書き出した内容を工事業者に事前に
伝える。契約前に伝える。まず、受け入れてより、良い提案をしてくれると思います。
[追伸]
今回のブログは機能ではなく、実際に暮らしだしてからの
使い勝手について。この勝手について書きました。今や、住宅に関わる機能やそれを
取り巻く基準整備などタイムマシーンレベルの
スピードで変化しています。基準にクリアする家づくりは勿論大切です。
言いかえると基準が
あるからこそ助かります。建築会社は基準を守る「義務」があるからです。
でも、使い勝手など、
生活しやすさについての基準は無く
建築会社のセンスになっています。強く頑丈な家づくりは当たり前の時代です。
サイトウホームでは強く頑丈な家で自然素材に囲まれた
気持ちいい暮らしのできる家づくりをしています。