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2016.06.08
無垢の家こそリフォームが似合う
先週の日曜日は友人の結婚式でした。何度出ても結婚式はいいな~。
ココロが洗われるというかこちらまで穏やかになれる。「素敵な結婚式披露宴でした」
その素敵な披露宴で新郎新婦の生まれてきてからのスナップ写真を
モニターに映し出され「ジーンときました」ね。と同時に僕は自分の子供たちの写真をちゃんと残しているか心配になりました。
想い出を写真に残さないといけないと。教室は無垢の床でした
愛知県名古屋市で地元地域密着とお客様とオンリーワンの
自然素材の家づくりを目指す、サイトウホーム代表の斎藤浩司です。自宅に戻ると真っ先にアルバムを探しました。子供たちの写真は心配なく
アルバムに整理され安心しました。が、箱に無造作にある写真が気になり手を取ると、僕の幼稚園や小学校の写真が沢山ありました。
カラー写真だったはずが、アジのあるセピア色に変わった写真たち。
これも経年変化なのでしょうか。笑幼稚園の時の教室での風景。
ななんと、教室は無垢の床でした「しかも寄木の市松張りではありませんかー。
すげー俺の幼稚園の床は市松張りじゃん!」寄木が30センチ角位の正方形になっていてその正方形が
横向き縦向きと交互に敷き詰められていて市松に。そういえば、グルグル回ってよくこの床に頭ぶつけてったけな。
豪華といえば豪華だし当時は本物の優しい教室だったんですね。無垢は残しながら永く使える
今あの教室が今も残っているかわからないけど?
無垢は永く使えるのですよ。
無垢のフローリングは外に張るのではございません。
お家の中なんだから思いっきり大丈夫です。例えば同じ無垢のフローリングなら右が元々のお部屋の床とします。
増築して繋いで、左が張りたての新しい同じ無垢のフローリング。見事に並べてみせます。心配ご無用で全く大丈夫です!
最初の頃は色が違って気になると思いますが、2年、3年もすれば
色焼け具合がちょうどよくなります。きっと、知らないうちに色が揃ってしまいます。
もし、片方が合板フローリングならとても妙な仕上がりになるでしょう。
これは、無垢だからこそあり得る「マジック」なのかもしれません。
だから、フローリングの無垢は残しながら永く使えるのです。無垢はリフォームに合う
お分かりいただけたでしょうか?
そうなんですよ!無垢はリフォームに合う素材なのです。
永く使えてしかも新しい無垢材と並べられても色に違和感を感じるのは最初だけ!
どうせならその違和感楽しんじゃいましょう!そのうち慣れてくるともう、お色目が
どちらが古いか新しいか分かりませんし
そんなのどうでもいいいと思えてくるほど綺麗に揃います。また、人と同じでシワを重ねるように良いアジわいへと
移り変わるのです。この経年変化を一緒に楽しみましょう!もちろん、一緒に楽しめる人だけですよ~!
素材が無垢なら
僕は昭和の44年生まれです。おそらく僕と同年代
の方なら当時の教室を想い出すと浮かび上がると
思います。そう、あの床が、無垢なのです。
僕等は実は物心つく前から知らず知らず
無垢に囲まれていたのです。団地住まいだから昔の家と言われても無垢は知らない?僕も団地住まいでした。
いやいやそんな事、思わなくても幼い頃通った幼稚園や小学校が本物床が使われていました。僕はこう思う。無垢は永く使えます。
アルバムがもし、無くてもこの場所に来ればずっとあります。この場所とはあなたのお家。壊すのは、簡単です。
でも、素材が無垢なら永く暮らせるのです。それは手を加える事リフォームという手の加え方。
無垢の家こそリフォームが似合うのです。家づくりは使い捨てではありません。
僕は慎重に大切なお客さんと素材選びをします。