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2016.05.15
自然素材の家と塗り壁
自然素材の家は素材が違う
特に塗り壁とくれば皆さんはどんなイメージを
持つでしょう?ちょっと豪華な雰囲気を感じますよね。でも、その塗り壁にも色々と種類があるのをご存じですか。
そして、特徴などを知ると家づくりが楽しくなりますよ。塗り壁こそ内装材
愛知県名古屋市で地元地域密着とお客様とオンリーワンの
自然素材の家づくりを目指す、サイトウホーム代表の斎藤浩司です。自然素材の家づくりを大切にする
サイトウホームでは、お勧めする塗り壁は漆喰美人の漆喰とはいから小町の珪藻土です。この2つの塗り壁材は、内装専用の
塗り壁材です。自然素材の目に映る美しさや豪華さは素敵ですよね。時々、「外壁の仕様はいかがですか?」
と問い合わせをいただきます。自然素材は決して安い素材ではありません。
そして、暮らして感じるのはやっぱり室内。そう、お家の中で体感する。ファイナンシャルプランと資金計画でお客様の希望する優先順位を一緒に
考えます。気持ち良いを体感するのはお家の中が一番です。ですから、塗り壁材を希望のお客様には
内装材の塗り壁材をお勧めしますね。塗り壁の見た目や質感はどうなの?
実際、塗り壁を見たことない人もいるでしょう。
塗り壁と思っていたら実はクロスでした?
なんてこともあるかもしれません。難しいことは抜きにして見た目と質感についてお話ししましょう。
「簡単に説明します」
漆喰美人は「ツルツル」
はいから小町は「ザラザラ」はい、これは、見た仕上げ、表面の手触りとでも言いましょうか。
僕は、自然素材の家づくりを通してに組み合わせを得意としています。「何故か?」
自分で言うのもなんですが、自然素材の仕上がりを「表情」として
いつも捉えているからです。難しく考えなくて自然素材同様に頭の中もシンプルでいいのです。自然素材ってシンプルだからポイントに
パンチが欲しいとか求めがちですが、「バランスが崩れます」
「安心して僕に任せてください」
物事の捉え方や考え方において「抜きや遊び心」が必要です。
コト、ファッションでもそうですよね。
ガチガチでは、生き苦しいしポイントだらけのお家は疲れます。
塗り壁の特徴と性格
自然素材の家づくりだからといって、全ての壁や天井の仕上げが、はいから小町や
漆喰美人とは、限りません。ご予算あっての家づくりですので組み合わせを
大切にしたいですね。表面がツルツルの漆喰は珪藻土ほどの調湿効果はありません。
しかし、一般的な漆喰と比較すると漆喰美人は、2倍以上の調湿性能があります。表面がザラザラの珪藻土の はいから小町の調湿性能は業界最高水準です。
塗り壁の適材適所
この優れた2つの塗り壁材を
適材適所に塗り分けられたら最高ですよね。まもなく始まるサイトウホームの自然素材の家づくりの
新築現場のÝ邸の実例からご紹介しましょう。玄関とシューズクロークは「はいから小町」
最近はちょっと広めの玄関にシューズクロークスペース
を設けるプランが多いですね。「実はちょっと広くなくても広く感じる」
シューズクロークが一体化することで、更に建具をオープンにしていると
空間が生まれ広く感じるのです。でも、ここで気を付けたいのが生活がスタートしてからのコト。
そう、靴の匂いや靴に含まれる意外な湿気。ここで大活躍したい「はいから小町」
狭小住宅や廊下の少ないプランの玄関スペースには珪藻土のはいから小町がお勧めです。
他にÝ邸では洗面所とトイレ、クローゼットをはいから小町をチョイスしました。塗り壁材の特徴を生かした仕様では、ないでしょうか。
今から完成が楽しみですね。塗り壁の組み合わせを上手にしたい
珪藻土の「ザラ」という感覚は意外と気になりません。むしろ、塗り壁材の
醍醐味の「ザラ」として感じ取れますよね。豪華にも感じるし。そして、お任せで依頼を受ける時は珪藻土は白にしています。
でも、純白の白ではありません。乳白色なので疲れません。白すぎても
目が疲れるし僕が大事にしているナチュラルな組み合わせがお上品すぎて「要は汚れが気になるから乳白色が
ちょうど良いのです」そして一部の壁を漆喰美人の「ツル」って仕上げます。この「ツル」ってのが
「ザラ」っての中にあると「ツル」が引き立ちます。シンプルさのカッコよさはここにあります。
「そう、感触なのです」そして色が必要ならカラーバリエーション豊富な漆喰美人の色を指す。
塗り壁性能は抜群だし組み合わせも抜群にしたいとこ。「お客さんと会話しながらお客さんお好みの
引き出しをキチンと引き出してあげるのも
プロの仕事。」何チャラコーディネーターじゃないけど、その多くの方は
自然素材の引き出し方の勉強までしていません。最高の素材の自然素材を最大限に
引き出すのがプロの仕事。化学調味料ばかり使ってごまかすような料理じゃないけど
工場製品のシートに頼るコーディネート感覚を持ち込むのも
相応しくないとも思います。見た目も大事だし塗り壁の特徴や性格を伝えお客さんと話し合ってお客さんと相性の
良い塗り壁材や施工場所をキチンと提案したいですね。