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2015.12.20
床暖房いらない床材いる床材
こんにちは! 愛知県名古屋市で自然素材にこだわり
住まう人と共に呼吸する家づくりをする
木造注文住宅専門、地域密着工務店の
サイトウホーム代表の斎藤浩司です。床暖房の季節となりました
やっと、最近季節らしい寒さと冷え込みを感じるようになりました。
建設現場では、非常に辛い時期でもあります。考えてみれば、夏は死ぬほど暑いし作業をしやすい季節は春や秋。
早いもので作業しやすい時期の建設現場は、一瞬にして過ぎていく。現場では「また、熱い夏がきた」
「いや~寒い冬がきた」
この2つの季節がすぐやってくる。現場にいると
そんな気持ちになるんですよ。現場管理をしている僕が現場に行くたびにこう
思うのだから、毎日作業している職人さんには本当に頭が下がる思いです。そして、この時期となれば新規顧客さんとの打ち合わせでは床暖房について
必ずお客さんに早い段階から質問を受けます。「斎藤さん、床暖房ってどうですか」
まず、いるかいらないか?と聞かれると僕は「いらないです」と答えます。
この「いらないです」の答えには大前提がございまして。。。。それは、サイトウホーム施工中の現場から参考にお答えさせてもらっています。
やっぱり、生の現場を見るというのは「現実を知る」に繋がるからです。サイトウホーム施工中の現場で床暖房の工事をしている物件があります。
「いらないのに何故?」当然ですよね、僕はいらないと答えたのだから。それは、素材に関わりがあるからです
つまり、「床暖房を必要とする床材を選ぶ」からです。ちなみにこちらの現場素材がタイル。
タイルは熱伝導率が早く寒い冬場はもう冷たくてたまりません。だからこそ、主要な部位には床暖房が必要になります。
最近の新築マンションでは、タイルを使用し高級感を演出する。
特に床一面タイルが多いようです。これはかなりの豪ジャス感。新築マンションではゼロからご自分で選べないからスケルトンリフォームの
問い合わせが増え「できないをかなえる」そういった目的とこだわり持っている方が多いですね。
こちらの現場かなりの豪ジャスリフォームとなりますね。(スケルトンとは室内を全て解体してコンクリート下地の状態から造作をしていく。
新築造作ですね。)「自然素材も同じです」
新築マンションでは自然素材を沢山使用したという物件がないですからね。
だったら、スケルトンにして床は無垢材にして壁は塗り壁にする。考えているだけでも楽しくなりますね。
僕もワクワクしちゃいます。もうすぐ、完成するこちらの現場を見ていただいた時に僕はこう言いました。
「床暖房はいらないですよ」
何故なら床暖房を必要としない床材と考えるからです。無垢材なら室内の暖房器具で
十分ポカポカに感じるし、常に暖かみと温もりを感じます。これも無垢の良さ。
何でもかんでも床暖房ではなく床暖房を必要としている床材かを見極めることも
大切ではないでしょうか。