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2015.10.22
水漏れ対策と予測予知とは
こんにちは! 愛知県名古屋市で自然素材にこだわり
住まう人と共に呼吸する家づくりをする
木造注文住宅専門、地域密着工務店の
サイトウホーム代表の斎藤浩司です。見えない先まで読んでこそプロ
水漏れと言うと皆さんは何を思い浮かべますか?
僕は仕事柄でしょうかやっぱり雨漏れを直ぐ思い浮かべますね。うちの会社も
雨漏れがありました実はうちの会社は築40年のコンクリート造の3階建ての建物。
こちらの建て屋に来まして早5年目に突入しました。こちらに越してくる前に先ずは建て物を大幅にリフォームしました。
始めからスケルトンといって天井も壁も床もすべて取ってありました。
要はコンクリートの打ちっぱなしそのままだった訳です。スケルトンの状態でしたので僕としては大変助かりました。
何せ、解体工事と解体処分費の費用がかからない事ですからね。このスケルトン物件絶対にお得です。
お客さんは逆にスケルトンですとイメージしにくかったり
するから意外とこういった物件は避けてしまうようです。不動産屋さんは土地や建物の仲介のプロで
建築のプロではありません。土地からお探しの方も中古物件をお探しの方も先ず、最初は建築屋さんに
相談するのがベストではないでしょうか?住む居場所とは家の中ですよね。土地の上ですが暮らすのは家の中です。
先ずは暮しについて考えるといいですよ。
そんな理由から建築屋さんだと私は思います。でも、直ぐ建物の話ばかりで全くお客さんのお話を聞かないのも変ですよ。
先ずはお客さんのお悩みや心配事を聞いて不安要素を払しょくする。
事が大切だと思います。だいじなお話ですが本題から少し内容が変わりましたので
戻しますね。そうそう、ウチの会社はスケルトンの建て物だったということでしたね。
建て物に一目ぼれしたのもあり直ぐに工事が始まりました。どうでしょう?1週間程工事が進んでのことでした。時期は梅雨時。
連日の雨と強い雨が重なりました。何と正面の壁から雨が浸透してくるでは
ありませんか!特に古い建物は雨漏れに注意したいと思います。僕のように雨は屋根からだけではございませんからね。
壁からや色んな雨道を伝わり
滲入してきます。しかし、ご安心ください。建て物の雨漏れはしそうな予測は専門家に
見てもらうと分かります。怪しいは直ぐ分ります。でも、裏ズケ確認の作業が
結構地道なのです。そういった意味でも中古物件は不動屋さんともだし
建築屋さんとも見た方が良いですよ。もう一つの水漏れがあります!
それは給水と排水です。ここも要チェックしたい所。
先ず給水管です、一昔前の給水管は鉄管です。当然長い年月が経過すると
痛み錆び、そこから水漏れ発生となるのです。ポイントは水道メーターを確認する
お家の水道を出していない状態で水道メーターをチェックする。
もし、ここで、水道メーターのゲージが少しでも廻るようでは水漏れがどこでしているということになります。直ぐに水漏れ個所が分かれば
心配ございませんが、分かりにくい場所ですと大変です。中古物件に限らず、リフォームの際は戸建てもマンションも室内手前の
水道メーター付近から新規で鉄管の場合は架橋ポリエチレン管に交換する事を
お勧めします。よくある二次災害と言いますか、
僕達も気にしている事があります。それはリフォームの際、既存の配管が鉄管だったとします。
お風呂とキッチンの交換工事をしました。その時部分的に見えている
配管だけ交換したとします。既存の鉄管が劣化していていつ、水漏れを起こしてもいい状態だとします。
当然、交換した配管は新品です。今までよりも圧がかかり、劣化していた
配管に圧がかかり水漏れの発生となる訳です。お客さんはせっかくリフォームしてもらったのに、直ぐ水漏れとは
納得できません。当然
水道メーター手前で交換すると費用もかかる為、事前にそういった
説明は絶対に必要だと思います。綺麗になって当たり前
しかし、プロであれば先を見据えた予測と提案は必要です。
工事が原因で新たな水漏れ事故を起こす引き金となってはいけません。
大事故が発生する前に予測予知。全てを説明する。綺麗になって当たり前でも、
プロはそれだけではダメなんです。