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2015.10.19
建築現場家づくりの主役たち
こんにちは! 愛知県名古屋市で自然素材にこだわり
住まう人と共に呼吸する家づくりをする
木造注文住宅専門、地域密着工務店の
サイトウホーム代表の斎藤浩司です。お顔の見える仕事とは
先週土曜日のお昼、現場での打ち合わせを済ませ、
少し遅いお昼ごはんをとることにしました。ファミレス系のラーメン屋さん。最近のこういったラーメン
屋さんも美味しいんですね。ラーメン屋さんはどうしてもこじんまりとした店を美味い店と思いがちなのは僕だけでしょうか。
土曜日ということもありお昼を過ぎていてもぼちぼち混んでいました。
僕が席に着くと斜め前の席の男達3人が座っていました。その席を見ると3人はご飯も食べ終わり話に夢中のようでした。
「ここはどこだ!」と思えるくらいに大きな声で熱く話しているではないですか。声が大きいのが印象で土曜日のお昼過ぎとはいえ、
3人組は「空気は読めないな」と感じる程度でした。が、しかし、声が非常に大きいので会話が丸聞こえな訳です。嫌でも
会話が耳に入ってくる。よく聞くとこの3人組僕と同じ建築関係の仕事を
している職人さんでした。飛び交う会話を聞くと「○○ホームがさ、とか○○ハウス」
とか大手ハウスメーカーの名前ばかり。どうもハウスメーカーの仕事
をしている内装業者のようでした。ただ、会話内容が悲惨。ハウスメーカーの愚痴ばかり。内容は控えますが聞きたくない話も
大きな声で聞こえくるからついつい、「嫌だな」
と耳を押さえたい気持ちになりました。「そんなに嫌ならそこの仕事しなければいいのに」
「そんなに嫌なら意見として直接伝えればいいのに」僕が思うのは自分が変わらなければ環境は変わらない。いつまでも仲間同士
こんなところで声を張って談義もお世辞でも良いとは言えない。僕は同業者として何とも曇った気持ちになりました。僕の会社は
どうだろう?3人組がしてるハウスメーカーさんの家づくりとは違う。サイトウホームの本物の家づくりはもっと、職人さんの指先や手の感覚が
必要とされる。決して簡単でなく経験がいる。ジョイントや繋ぎに気を使う。職人さん同士の前後の工程の連係プレイがとても重要視される。
名前も知らないような前後の職人さんの連係なんてとてもあり得ないのです。
いつも言うけど自分だけとか前の工程の悪口を言うような知らない職人
さん同士仲の悪い職人さん同士の家づくりは家が可愛そう。でも、お客さんが「そこ」を選び安心しているのは僕がいうことでは
ない。他に魅了するところがあり、そこまで気にならないからだと思う。ブランドとは何処に
あるのでしょう?価値観が生む感覚の違いと思うし、僕は自分が住めないとか住みたくない
家づくりは出来ないししない。職人さんも僕も家づくりのプロだから。
僕達は自然素材にこだわり 手づくりの家づくりをしています。
工場生産の家づくりとは違い職人の指先や手の感覚を大切にしている。
でも、プロだから当たり前の事なのである。もう一つの当たり前がある。手づくりは気持ちが込めれる。
家づくりに関わる何人もの人と職人さん僕はお顔の見える仕事をしたくて独立しました。
お顔の見える仕事とはお客様の喜ぶお顔。
もう一つは家づくりに関わる全ての人の
お顔が見える仕事です。良い仕事をするのは当たり前。
全く自慢するする事ではない。でも、手づくりだから「心を込める」
「想いを感じて皆で一致団結」してる。そういうチームワークを大事にしたい。
よそがどうだとかでなく自分たちは堂々としたいし
胸を晴って仕事をしたい。家を見れば分かるこの組み合わせ
綺麗な仕事と丁寧な仕事。
この組み合わせがサイトウホームの仕事。
そしたら、気持ちよくて住みやすい家しかできません。